ここでは無駄な出費の削減方法について解説します。
どれも無理なく実践できるものを記載しました。
あなたのためになることが一つはあるはずですので、是非最後まで読んでみてください。
固定費と変動費に分けて考える
まずは自身の出費を固定費と変動費に分けて考えましょう。
固定費とはおおむね毎月一定の支払いを行っているものです。
家賃、光熱費、通信費、サブスク代、保険料、駐車場などが含まれます。
一方で変動費とは毎月の支払額が一定ではないものです。
食費、交際費、衣服代、趣味娯楽費などが含まれます。
一般的に固定費のほうが無理なく減らすことが出来ます。
まずは固定費に減らせる余地があるかどうか確認し、仮にもう減らせる余地がないのであれば変動費を減らしましょう。
固定費の削減ポイント
固定費はこのような物が含まれます。
出来るところから減らしていきましょう。
- 光熱費
- 通信費
- サブスク代
- 保険料
光熱費
日本では2016年から電力自由化が開始されました。今までは決まった各地域の電力会社(東京電力など)と契約する必要がありましたが、今では好きな電力会社と契約することが出来ます。
選択肢が多い為どの電力会社と契約することがベストなのかは、契約者、タイミングによって変わってきますのでここで書くことは控えますが、インターネットに情報はいくらでも載っています。
あなたにあった電力会社を選び、光熱費の削減につなげましょう。
通信費
皆さん聞いたことがあると思いますが、格安SIMにすることにより一般的に4大キャリアより通信費を抑えることが出来ます。
格安SIMのデメリットは会社によっては通信速度が落ちることです。しかし電力会社と同様に格安SIMの会社は多くありますので、通信速度が速い会社を選べば問題はありません。通信速度は時期や地域によりますのであなたに合った格安SIMをインターネットで検索してみましょう。
中には電話番号が変わることを懸念される方もいらっしゃいますが、MNP制度を利用することにより今まで使っていた電話番号も引きつくことが出来ます。
サブスク代
今の世の中には便利なサブスクが多くあります。映画、ドラマ、音楽などなど。
私も最初はお得なのでついつい加入してしまうのですが、利用しなくなるものも出てきます。ですが月1,000円程度だからと言って加入し続けている物はないでしょうか?
後日再加入すれば十分なものはないでしょうか?
数分で終わりますので、定期的に考え直してみましょう。
保険料
これに悩まされている方は多いのではないでしょうか。多くの人が必要以上の保険に加入していると思っています。
加入すべき保険とその金額についてこちらの記事で紹介していますので是非読んでみてください。
生命保険にはいくら加入すべき?
変動費削減のポイント
変動費は固定費以外の出費です。次のようなものが含まれます。
- 食費
- 交際費
- 衣服代
- 趣味娯楽費
見直してほしい変動費
上で記載した変動費のうちどれから削除していくのが正解というものはありません。理由は人それぞれ違うからです。
おそらくこの記事を読んでいるほぼ全員がすべて好きなことにお金を使うことはできないと思います。
家賃100万円のタワーマンション最上階に住み、毎日豪華な外食をし、連休があれば海外に行き、好きな服、車を好きなだけ買う。このようなことが出来る人はほんの一握りでこの記事は読みません。
ではあなたはどうするべきなのでしょうか。私はメリハリをつけることが正解だと思っています。
有名な資産家も意外とお金を使う時と使わないときを分けているようです。
例えばマイクロソフトの共同創業者のビルゲイツは飛行機の移動にエコノミークラスしか使わないそうです。理由はファーストクラスでもエコノミークラスでも到着時刻に違いはないからだそうです。一方でただのケチな人ではありません。何十億円という資金を寄付したりもしています。
必要だと思うものにはお金を支払い、必要だと思わないものには一切お金を支払わないわけですね。
多くのお金持ちは同じサービスや対価を受け取るのであれば安いほうにお金を使います。
例えば水が欲しいのであれば自動販売機やコンビニではなくスーパーを利用します。ここで気を付けていただきたいのは水が「今すぐ」欲しいのであれば自動販売機やコンビニを利用する点です。今すぐという時間に価値を見出すのであれば、スーパーとの差額を支払うという点です。
あなたも無駄遣いをどこかでしているはずです。その水は水が欲しいのでしょうか、今すぐに水が欲しいのでしょうか。まずはそれから見直してみましょう。
自身で無駄だと思える出費はストレスなく減らすことが出来るはずです。
お金持ちが買わないもの
少し抽象的な話になってしまいましたので、ここではお金持ちが支払わないものについて具体的に上げていきます。すべてのお金持ちがこのケースに当てはまるわけでもありませんし、私はすべての人がここにあげるものを買わないべきだと言うつもりもありません。
コンビニ
これは上で書いた水がいい例です。急ぎで必要な物であればコンビニを利用してもいいと思いますが、そのような事態にならないような準備をすることで出費を抑えることが出来ます。
ATM
こちらも不必要だと考える人が多いです。最近ではネット銀行をつかえばATM手数料を無料にすることもできます。大手銀行と同等のサービスを受けられますのでこれを使わない手はありません。
高性能なスマートフォン
これは人によると思いますが、あなたが手にしているスマートフォンはオーバースペックではないでしょうか。カメラの性能やゲームを頻繁にするため処理速度を求めるのであれば高価になりますが、電話、通話アプリ、ネット検索などのみ利用する人は数万円のスマートフォンで十分です。
高性能な車
車は生活必需品という方もいらっしゃると思いますが、本当にそこまでの性能の車は必要でしょうか。Amazonの創設者のジェフベゾスはホンダアコード、投資の神様のウォーレンバフェットはキャデラックの中古車を乗っているそうです。どちらも世界の長者番付一桁の資産家ですが、ともに500万円もしない車を使っていると思われます。
まとめ
ここでは無駄な出費の削減方法について、固定費と変動費に分けて説明しました。
まずは固定費の見直しをしてください。ちょっと調べれば苦なく出費を抑えることが出来ます。
それでも足りなければ変動費の見直しを行いましょう。変動費を節約することは生活が不便に感じるかもしれませんが、多くのお金持ちも意外と同じことをしています。いくつか例を書きましたので実践できるものから挑戦してみましょう。
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