前回は30代のうちに投資で経験しておくべきことについて記載しました。ここではまたライフステージが変わる40代についてお伝えします。
30代までの経験を活かし投資を積極的に続ける
基本的には30代と同じように積極的に投資をすることが大切だと思っています。一般的には定年まではまだ20年ほどありますし、万が一投資に失敗したとしてもギリギリ取り返せるタイミングなのではないでしょうか。
この年齢になり1から投資を始めて、経験もない中資産の多くを投資に回すことは危険だと思います。しかし20代、30代と経験を経てどの程度のリスクがあるのか把握しているのであれば、積極的に投資するべきだと思います。
安定運用にも手を出してみる
一方で今後の投資方法についても考え始めなければなりません。景気サイクルはおよそ10年に1度くらいのペースで回ると言われています。40代頃に安定運用に手を出すことにより、最初に失敗したとしても取り返せるチャンスは残っています。
逆に言えば、50代、60代になってから新たな投資方法に手を出すことは危険です。一般にリスクが少ないと言われているものでも大きな損失が発生し、取り返しのつかないことになる可能性もあります。
ではここでいう安定運用についてもう少し深堀してみましょう。
私は40代以降には是非先進国の国債投資にチャレンジしてもらいたいと思っています。
日本が低金利でなければ為替リスクのない日本国債で十分なのですが、今ではこれに投資したところで大きなリターンは期待できません。(余程金融資産のある方は別ですが)
アメリカ、欧州、オーストラリアなどの先進国では日本以上に金利があります。これらの国債に投資するとなると為替変動のリスクが発生してしまいます。しかし為替変動がもともと少ない先進国に分散投資することによりこのリスクをなるべく抑えることが出来ます。
また社債の場合は投資対象の会社がつぶれてしまうことにより大きく損失が発生する可能性がありますが、国債の場合には国が破産しない限りそのようなことはありません。ですのでここでは国債の運用をお勧めしております。
まとめ
今回は退職等について考え始めなければならない40代の方が行うべき投資方法について記載しました。まだまだリスクを取ってもいい年齢ですので、今まで通りの投資を続ける一方で、安定運用についても考えなければならないと思っています。
安定運用については先進国の国債をお勧めします。私がこの記事を書いているときから大きく市場が変わっているかもしれませんのでご自身でも是非調べてみてください。
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